YADO CAREER JOURNAL

【就活・転職】宿泊業界に就職希望者必見!ホテルで面接する際にどんなことを聞かれるの?

これから2020年の東京オリンピックに向けてホテル業界が大変盛り上がり、ホテルに就職する方が増えるかと思います。ホテルはおもてなしの最前線、面接は身だしなみや礼儀には厳しいことが多くあります。そこで一般企業ではなく、ホテル業界ならでは求められる人材についての質問をいくつか紹介して行きます。

 

 

なぜ当ホテルで働きたいのですか?

これはホテルでなくても、一般企業の面接においても聞かれることです。しかし、ここはホテルです。接客業の中でも高いレベルのサービスを求められる場所なので、高度な接客スキルを身につけたい旨を伝えておくと好印象になります。ここで面接官に「なぜ当館でなければいけないか」、「他のホテルでも良いのではないか」と聞かれることもあります。どこのホテルでも接客のスキルが身につきますが、各ホテルが各自の色を持っているため、事前にホテルのコンセプト、ホスピタリティについて下調べしておくといいでしょう。

とあるホテルの人事部の方にお話を伺ったことがあります。「求人サイトで応募してくる方がたくさんいる中、とりあえず応募してみた人が8割です。応募ボタンを押した人には志望動機を送ってもらうように自動返信メールが送信されます。そこで大体1〜2割に絞られます。志望動機をしっかりと書かれた方のみ、まず面接できるチケットを手にすることができる。数あるホテルの中でもなぜここを選んだのか、ここがどういうホテルか、ここでどんなことがしたいかと、このホテルのことについて時間を作って考えてくれた方にはちゃんと敬意を払って、直接お会いして話したい。」とおしゃっていました。数あるホテルの中でどれだけここのホテルで働きたいか、ここのホテルでしか学べないことを見つけることが大事なポイントです。

 

ホテルのあり方についてなにか考えがありますか?

 

ホテルに泊まれるお客様に最高な思い出を作ること、最高なサービスを受けてもらうことが従来のホテルのあり方です。ホテルは寝泊まりするためだけの場所ではなく、色んなサービスを受けることができる場所です。もちろん華やかなイメージの中でも、ホテルで必要とされる人材は、マニュアル通りだけではなくお客様の立場で物事を考えることができる人、たくさんの情報収集力ある人です。

近年ではライフスタイルホテルが増加してます。壮大な外観、ホテルマンは全て同じユニフォーム、お部屋には高級感のあるベッドとアメニティが設置されているなど、これが一般的な大手ホテルです。しかし、ライフスタイルホテルとは泊まること以外の付加価値がある場所です、地域貢献やコミュニケーションなどのテーマに沿った新しいスタイルのホテルになります。

面接で受けるホテルによっては古き良きホテルマンとしての人材をほしい歴史のある大手ホテルと、考え方が斬新で固定概念にはとらわれない人材がほしいライフスタイル型のホテルがあります。ホテルのあり方もそれ

ぞれ違いますので、しっかりとそのホテルの宿泊業界での立ち位置や時代に沿ったホテルのあり方を面接までにまとめておきましょう。

 

お客様が無理なご要望をされた時はどうしますか?

ホテルにいらっしゃるお客様には少々難しいご要望をされる方もいます、ホテル側としてはできるだけお応えしたいのはもちろんのことですが、どうしてもお応えできない事例をいくつかあげ、それにどう対応するかの質問です。普通ではないことがホテルには起こり得るところです、“おもてなし”サービスを勘違いしてるお客様がいます。

ホテルによっては過去の事例で対応マニュアルが存在するところもあります、しかし接客サービスの最前線でもある宿泊業界ではどんなことが起こるがわからないです。宿泊業界で働いたことのある方はその経験を生かした対処法の述べていいと思います、未経験者の方は自分なりに常識のある対処法を述べても問題はありません。

 

 

 

今後ますます注目される宿泊業界の中で、いかに価値のある人材であり続けるかは自分次第です。古き良きホテルマンを伝承していく者もいれば、常識を覆すほどの改革をしていく者、どちらもホテル業界には必要な人材です。そこにどう対応できるかは一瞬の閃きとままならない努力が必要です。

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