YADO CAREER JOURNAL

【実際に聞いてみた】ホテルスタッフの夜勤とは?

ホテル業務は一般企業とは違い、年中無休であり、夜勤の仕事もあります。夜勤経験がない方だと、キツいのではないか、休みはどういう風になっているのかなど、多くの疑問が残っているでしょう。今回はホテルの夜勤の内容と、実際にホテルで働かれていた方にも「夜勤」の内容を伺ってみました。

 

夜勤の実態

シフトはどうなっているの?

ホテルは基本的に、朝番(午前から)、遅番(午後から)、夜番(夜間から)の三交代制と、日勤と夜勤の二交代制で分けているホテルもあります。これはアルバイトや正社員、契約社員によって、どのシフトの頻度が多いか変わってきます。しかし、夜番の翌日は休み、または、夜番の連続勤務が多いようです。日勤と夜勤の二交代制のホテルですと、月の半分でシフトを分けているとこもあります

また、女性と男性で夜勤の数の差はあまりないようですが、女性が夜勤でフロント宿泊業務に入った場合、部屋での宿泊客の対応は基本的に男性が対応しています。多くのホテルは社員が夜勤に入ることが多いようですが、ホテルによってはアルバイトと社員がペアでシフトに入ることもあります。

 

やっぱり夜勤務は大変なの?

初めて宿泊業界に就職される方だと、夜勤に抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし夜勤務は昼勤務と違い、お客様の対応数は比較的少ないです。ホテルが一番混雑する時間はチェックアウトタイムであり、その時間帯は朝番もしくは日勤が対応しています。それに対し、昼過ぎから始まるチェックインタイムは、時間差で宿泊客が来訪するため、余裕をもって仕事が出来ます。

また、夜勤は繁忙時間では中々出来ない書類関係の対応や、溜まっている仕事などが出来ます。仮眠時間もあり、夜勤手当が出るホテルも多いため、好んで働く人も多いようです。体が慣れるまでは大変ですが、慣れてくると柔軟に夜勤も対応できるようになるでしょう。

 

どの部門・部署が夜勤するの?

これはホテルによって多少の違いはありますが、基本的に夜勤をする部署は宿泊客対応をする部門になります。ホテルには、フロント宿泊部門・飲食部門(レストランやバー)・セールスマーケティング部門・管理部門・清掃部門などに分類されます。

フロント宿泊部門以外は日中業務がほとんどのため、夜勤で働くことは少ないでしょう。しかし兼務することもあるため、就職探しをする際には募集要項をチェックしておく必要があるでしょう。

夜勤を経験して

今回このコラムを書く際に、何人かの宿泊業界経験者に「夜勤」に対して思うことお話を伺いました。正社員でご活躍されていた方または、現在でも活躍されている方でしたが、

 

「宿泊業界内では当たり前の仕事なので、大変な部分もありましたが、日勤では中々学べないことをことを学ぶ時間でした。」

「昼夜逆転するので、慣れるのには時間かかりました。しかし、一度慣れてしまえば全く気になりませんでした。それに満員電車に乗らないで、通勤もすごく楽でした。笑」

「この業界に就職する時からわかっていたことなので、特に気にならなかったです。」

上記のように、「夜勤」に対して様々なご回答が出てきました。ホテルの業態によって勤務時間の誤差はございますが、皆様上手く夜勤時間を活用されている印象でした。

 

いかがでしたでしょうか?ホテルによって、「夜勤」にも様々な差が出ます。今回の記事はホテルスタッフの働き方の一例についてでしたが、次回はまた違った視点から「働き方」をお伝えできればと思っています。今後も就職のご参考にしていただければ幸いです。

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