YADO CAREER JOURNAL

【注目業界!!】ホテル・旅館で新たなキャリアアップを

いますでに職に就いているが転職をお探しの方、まだ職には就いていないが職探しをされている方、求人情報メディアを利用されるユーザーは多々います。今回は前者の転職にフォーカスを当ててみようと思います。
総務省統計局の調べによると、平成29年度の転職者は約310万人です。総就業者数6687万人の約4.6%が転職したことになります。つまり毎年100人の中の5人が職を変えている状況です。その中で宿泊業界や飲食業界は約338万人就業しており、毎年5万人増えております。海外からのインバウンド事業が拡大し、さらに建設ラッシュも続いている中、宿泊業界に転職したい方も増えるでしょう。

今回は宿泊業界に転職した場合、どういったキャリアアップができるかをお伝えしようと思います。

宿泊業界は多職種あるため、多くのスキルを会得できる

宿泊業界には多くの仕事があります。まず初めに、お客様と直接接客するサービス部門です。ホールスタッフ、フロント、ウェイター、客室係、ブライダルコーディネーター、支配人、コンシェルジュといった職種です。直接サービス業務を行うため、気遣いや一歩先の行動を常に求められます。そして正解が無いため、マニュアル通りにいかないことも多々あります。チェックインからチェックアウトまでチームプレイを行い、何かミスがあれば全員で対応しなければいけません。他の職種が人数が足りなければ、ヘルプに回ることもあります。単純な作業がほとんど無いため、ずっと頭を回さなければいけません。そして、顧客満足度を高めるために、全スタッフが一丸となる必要があります。

接客レベルの上達が早い

ホテル業界はサービス業界の中でもトップレベルの接客を学ぶことが出来ます。直接お客様から見られる仕事のため、まず身だしなみや言葉遣いから始まります。そしてお子様からご年配の方々まで多くの世代と接することが出来るため、様々な対応を学ぶことが出来ます。また、レストランやアパレルのように狭い空間だけでなく、1日で多くのお客様を接客するため、チェックインからお客様のタイプを把握し、外出前、チェックアウトまで完璧に接客することを目指しています。そのため、ビジネス的成長のみでなく、人間的成長も見込まれます。

 

英語の会得スピード

昨今、日本への訪日外国旅行客の増加はものすごいスピードで増えてます。特に首都圏や大阪・京都といった観光地においては、見渡せば必ず外国人を見かけるほどです。そのため、ホテル旅館では外国語対応が必須となっております。ホテルで勤務されていた方にお話を伺ったところ、1日で何人もの外国人と接客するため、英語を話さなければいけない環境だったようです。その甲斐もあり、自然と英語を話せるようになったと述べていました。英語を話せる方も話せない方もこういった環境を探すのは難しいのではないでしょうか。従来は外資系ホテルに泊まられていた訪日外国人も、ネットの発達によって日系ホテルや旅館にも泊まるようになりました。英会話を会得したいと思われている方、是非ホテル業界への転職も考えてみてはいかがでしょうか。

最後に、ホテル業界の転職や就職に関しては、メリットもデメリットもあります。一般企業と違って、土日休みの連休等が少ないのも現状です。勤務時間もバラつきが多く、体力的にも辛いことがあります。しかし、それ以上にホテルや旅館での仕事は多くの幸せと経験を得ることができます。
一番の特徴は、「お客様からの感謝」を感じることが多いことだと思います。直接お礼を言われることや、ベッド横の手紙など、その方法は多々あります。お客様はホテルから受けたサービスをしっかり見ています。感謝される仕事をしてみたい、自分のスキルを誰かに生かしたいなど、いま新しく仕事を探されている方には十分に合っている業界です。

YADO CAREERではホテル関係者とのイベントもご用意してますので、是非参考にしていただければと思います。

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