【あなたが選ぶべき宿】個人旅行?大人数旅行?宿泊施設はこうやって選ぼう!
旅行をする上での楽しみのひとつである「宿泊先」、みなさんはどういったものを選びますか?恋人との記念日で使う場合、大人数で楽しむ場合、または自分へのご褒美として利用することもあります。ホテル、ヴィラ、ゲストハウス…様々な宿泊施設があります。今回はどういったものがあるのかを調べました。
定番な宿泊先「ホテル」
ホテルの語源は「おもてなし」を意味する「ホスピタリティ」から来ています。中世ラテンでは「巡礼や参拝者、旅人のための宿泊所」がホテルの由来となります。
お部屋にバスルーム、ベッド、机やテレビが設置されているのはもちろん、その他館内施設も充実している大型高級ホテルもあります。例えば、プール、スパ、レストランやバー、ビジネスセンター、会議室もあります。
高級ホテルの「ラグジュアリーホテル」では、お部屋に豪華なベッド、アメニティーが設置されており、清潔なバスルーム、ハイレベルなサービスを体験することができるます。ホテルによってはレストランやバーにドレスコードを義務づけている場所もあります。日本でいうビジネスホテルにあたる「エコノミーホテル」は、仕事で出張した際、または観光の際に比較的にリーズナブルに利用できます。お部屋にはベッドとバスルームなどといった基本的な設備はありますが、高級ホテルにあるようなサービス、アメニティー、施設がない場合があります。
大人数のグループ旅行にオススメの宿泊施設「ヴィラ・ロッジ」
大人数で出かける際に、大きい広間とキッチン設備の中で、友人同士で一緒に料理を作ったり、共有スペースで団欒することも旅行の楽しみです。そういった際にオススメするのはホテルと家の中間的な施設です。
まずは「ヴィラ」。古代ローマでは「カントリーハウス(田舎の家)」を意味していましたが、近代では郊外にある貸別荘になります。
もう一つは皆さんがよく耳にする「ロッジ」です。ロッジは山でキャンプする際やスキーシーズンになると、利用する事が多い山小屋やそういった様な宿泊施設を指します。
こういった別荘や山小屋を自分で所有し維持することは難しいですが、貸別荘・貸ロッジを気軽に利用できるのはとても便利です。大人数のグループで料理を楽しんだり、高級ホテルよりもラフな格好で周りは気にせず時間を過ごすことができます。しかし、ホテルのようにアメニティの利用やサービスが無いため、色々と用意する必要があるでしょう。
異国の旅人同士が交流できる宿泊施設「ホステル・ゲストハウス」
友人や知人と旅行する場合、時間を合わせたり、行く場所を多数決で判断することがあります。人によっては満足な旅行になりません。近年では、自由に好きな時間に好きなところへ行く、バックパックひとつで旅行する「ひとり旅」も旅の一つの在り方になっています。
国や地域によって呼び名は違ってきますが、「ホステル」「ゲストハウス」がバックパッカーの御用達の宿泊施設です。「ホステル」の語源は20世紀ドイツの「youth hostel」から来ています。一般的な「ホステル」と「ゲストハウス」では、「ドミトリー」と呼ばれる相部屋が多く、二段ベッドが数台置かれている構造のお部屋です。また、トイレやシャワー、ラウンジは共用となっています。
こういった宿泊施設の特徴としては世界中を旅行する者が集まり、旅先での情報の交換や写真をシェアするなどといった旅談義で、旅行に役立つ情報を得ることができます。そして、異文化交流することでコミュニケーション力が向上することや、いままで知らなかった各国の風習なども知ることができます。
最後に、旅行に行かれる方々は、人数や行き先、目的等で宿泊施設を使い分けることをオススメします。そうすることで、今までになかった新たな旅の形を見出すことができるでしょう。高級サービスを味わえる「ラグジュアリーホテル」、大人数で楽しめる「ヴィラ・ロッジ」、異文化交流と旅の情報交換で学べる「ホステル・ゲストハウス」。宿泊施設の選択だけで、旅行は大きく変わってきます。更に広がる旅の可能性を探してみてはいかがでしょうか。